ジリュージョン
縄抜けの術
先日のお散歩の時のことです。
隣町の新しい造成住宅地を一家4匹で散歩してました。
今時のおされなお家を外から覗きこんで(まだ誰も住んでない家ですよ)
間取りを想像したり、無理やり難癖つけたりして楽しんでました。
ララジルは誰も使ってない、新しい公園を
丁度、売出し中の区域があり、販売センターみたいなプレハブが建ってました。
「いったいこれらの家はいくらぐらいするの?」
みな結構な大きさの家なんです。
散歩の仕上げにちょっくら冷やかしで覗いてみようということになり、
まずは私が外でララジルと待ち、shuが中へ入って行きました。
ええ、入って行きました。
入口は5段くらい上がった階段の上にあります。
自分たちも中に入りたいララジル。
絶対に入る気満々のララジル。
私が2本まとめて持ってるリードをピーンと伸ばせるだけ伸ばして
階段を上がろうとしてます。
犬ぞり状態で引っ張られ、あれよあれよという間に2頭は階段の3段目まで制覇。
ジルはイージーウォークハーネスというハーネスを付けていましたが、
階段を上がるうちにスルスルとハーネスが脱げてしまいました。
「え?」と思った次の瞬間には自動ドアの前に立つジルが。
ドアの前にいるのが犬だと当然認識しないドアは、当然開きました。
何の躊躇も無く、当然中へ入っていくジル。
追いかけようにも手にはララ持ってるし。
大声で叫びました。
「抜けちゃった!ジル行った!!!」
何か私が叫んでるのを聞いたshuが振り返ると
そこにはお尻ごとシッポをブンブン振ってニコニコしてるジルがいたそうな。
shuに首根っこをつかまれて(首輪も何も無く裸だったから)ジルが出てきました。
受付にいた不動産屋さんのおばさんも大笑いしながら出てきました。
犬が好きな方だったので助かりましたよ。
ジルはみんなに注目されて満足そうでしたが、ご不満なのはララ。
「あたしも入るー!!!」状態なので、パンフレットも貰わずにそのまま帰ってきました。
どうしてハーネスがどこにも引っかからずに、きれいに脱げたのか 未だに謎です。
by jilbeau | 2007-06-22 19:45 | !?