レビュー:ドッグラン木柵

こんにちはしうです。

ランド完成から早いもので5年半。建設当時、耐久性を心配していたドッグランの木柵のレビューをしたいと思います。

ランドのコンセプトは「お山のドッグランの中の(犬)小屋」。四季折々で人と犬が過ごしやすい家を作るのはもちろんですが、設立当初からドッグランと芝庭は非常に重要なパーツの一つでした。

芝については芝便りで報告してるので今日は木柵についてレビューしたいと思います。

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ランドの標高は約1200m。冬は低いときはマイナス15度以下になることもあります。もちろん山の中なので、湿度もある。このような過酷な環境の中なので、ドッグランの柵には以下のような条件が必要と当時考えました。

1)過酷な環境でも10年以上持つ。
2)メンテナンスが簡単。
3)見た目が綺麗。
4)低コスト。

最初に考えたのは金属の柵。ただ、ここの土地の規定で景観維持のため金属柵を作ったらその周りに植樹しなければならなかったりして、柵以外のところでのコストが嵩む。おまけに基礎などをしっかり作る必要があるため柵の建築費も高い。それに山の中に金属柵って似合わないかな。ということで却下。

次に考えたのはウェスタンレッドシダー(WRC)。DIYの定番。うちのデッキもWRC。加工しやすくて比較的安価。でも10年持たせるためには定期的に塗装をしてやる必要がある。加えて柱は土の中に直接埋設する予定のため、その部分は後から塗装できない。。。 10年持たないな、ということで却下。

次に考えたのはウリンやイペ。俗称アイアンウッド。公園などのデッキや水辺の木造建築物によく使われます。水につけた状態でも何十年も腐らないと言われる頑丈な木。ただし、めちゃくちゃ高い。ランドの周囲は約115mで全部ウリンにするといったいいくらになるのか。。。ということで却下。

いろいろ調べてたらこんな杉があるのを発見。

弥良来杉 (ミラクル杉と発音します。)

HPの案内だけ見てみると、本当にミラクル。
・10年間屋外使用で塗装なしで腐らないしシロアリ被害もない。
・防虫剤などを一切しようしていないので環境にも犬にも優しい。
・杉(国産)なので、加工もとても簡単。
・比較的低価格
主に公園とか公共工事とかの屋外で使われているケースが多いようです。

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これが5年半たった弥良来杉の笠木。
ちょっと斜めから見たほうがわかりやすいかな。

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乾燥による亀裂は多少入っていたりしますが、エッジがまだしっかり立っている状態でまったく腐敗していません。

次に一番腐りやすい柱の根元。

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多少緑っぽくなっていますが、こちらもまったく腐敗の気配なし。

すごいぞ弥良来杉!! 

このままの調子でいけば本当に10年無塗装で持ちそうです。
外周115mの塗装を数年ごとに行った場合のペンキ代や手間を考えたら、トータルコスト的にもGood。

10年経ってそろそろ限界かなとなったら、また弥良来杉で柵を作り、廃材は薪ストーブで燃やしちゃえばOK。防虫剤を使用していないのでこんな使い方もできそうです。

ちなみに施工は半分はプロ。半分はDIY。杉なので施工が簡単なのも後から思えばとても良かった。

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このあたりはプロ施工エリア。扉含めてきっちり作ってあります。さすがです。

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そしてこれがDIYエリア。とーやんに手伝ってもらってやりました。上下左右に微妙に揺れる柵が素人仕事のいい味を醸し出しています。。




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by jilbeau | 2016-01-04 11:48 | DIY